中古車の修復歴とは?事故車との違いや調べ方なども解説
2025.06.05
中古車を購入でチェックすべき項目のひとつに「修復歴」があります。
この修復歴とは具体的にどのような情報なのでしょう?
中古車の「修復歴あり」と事故車との違い、情報の調べ方なども解説します。
中古車の修復歴とは?
修復歴とは、「中古車の骨格部分(フレーム)を損傷し修理したことがあるか」を示す記録です。
よく「車を修理したことがあれば修復歴が残る」と勘違いしている方がいるようですが、これは間違いです。
修復歴とは中古車の骨格部分を修理したときのみ残る記録になります。
したがって、フロントガラスなど部品の交換や、骨格以外の部分の修理をしても修復歴は残りません。
なぜ中古車の骨格部分の修理のみ修復歴として記録に残すかと言うと、それは「安全な走行に関わるから」です。
たとえばフロントガラスを交換しても車の走行には特に影響しません。
しかし、これが車の基礎をかたちづくっている骨格部分だったらどうでしょう。
人間で言うところの後遺症があれば、乗り心地や走行に当然ながら影響してきます。
その中古車の安全性にも関係してくると言えるでしょう。
中古車の走行や安全に深く関わってくる部分だからこそ、骨格部分の損傷・修理については修復歴として残し、中古車販売・売却などのときに情報として開示するわけです。
修復歴と事故車の違いとは?
中古車の骨格部分の修理や損傷は修復歴として残るなら、「修復歴とは事故車と同じではないか?」と思うかもしれません。修復歴と事故車は似ていると思うかもしれませんが、実際には違いがあります。
事故車とは事故を起こした車です。
対して修復歴とは、中古車の骨格部分を修理した過去があるかどうかを意味します。
事故を起こした中古車でなくても、過去の車の骨格部分を修理した履歴があれば「修復歴あり」になるわけです。
中古車の骨格を損傷して修理が発生しているなら、「それは事故によるものではないか?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
自然災害に遭った車などは事故を起こしていなくても、災害時にフレーム部分を損傷し修理しているケースがあります。
そのため、修復歴があっても必ず事故を起こしているわけではないということです。
修復歴とはどのように調べるのか?
中古車の修復歴は中古車販売業者に尋ねると教えてくれます。
中古車販売業者は修復歴を開示しなければいけません。もちろん、中古車の購入を検討している方には修復歴をしっかり伝えなければいけません。
当社は修復歴をはじめとして必要な情報はしっかりお伝えしていますので、「修復歴など情報を知りたい」という方はお気軽に尋ねていただければと思います。
最後に
中古車の修復歴とは、「その車のフレームを修理したことがあるか」の履歴です。
よくある車の引っかき傷や凹みの修理、部品交換などでは修復歴に修理の記録は残りません。
修復歴は中古車を選ぶ上で重要な情報のひとつです。
当社は必要な情報を開示した上で「お客様にとって最適な中古車」を提案しています。
中古車選びなら釧路のCar mart GRANESSにお任せください。